讃岐漆芸の祖、玉楮象谷の作品2件が新たに香川県の有形文化財に指定されることになりました。

有形文化財に指定されるのは江戸時代後期に活躍した玉楮象谷作の「堆黒松ヶ浦香合」と「一角印籠」です。

「堆黒松ヶ浦香合」は、塗り重ねた黒漆を彫る堆黒の技法で、蓋に讃岐ゆかりの和歌が彫られています。製作した年の推定が可能な象谷の堆黒の作品では、初期のものです。

「一角印籠」は、高松松平家9代藩主から与えられた一角獣の牙に、キリギリスやカマキリなど1000を超える動植物が精巧に彫り込まれています。

今回の指定で玉楮象谷の県指定有形文化財は5件となります。