児童虐待防止を呼びかけるイベントで集まった募金を、主催者が新潟市へ寄付しました。児童虐待防止の啓発に向けて「使い道をしっかりと考えて使ってほしい」としています。

新潟市の中原市長に目録を手渡したのは「にいがた元気プロジェクト」の長谷川卓会長です。11月に児童虐待防止を呼びかけるため主催した「オレンジリボンたすきリレー2022」で募金を行い、集まった6万6269円を新潟市に寄付しました。

【中原市長】
「児童虐待がなくなるように取り組んでまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。本当にこのたびはありがとうございました」

県内の企業や団体などで構成される「にいがた元気プロジェクト」は2018年からイベントを開催していて、毎年、会場で集まった募金を児童虐待防止を目的に寄付しています。

【「にいがた元気プロジェクト」長谷川卓会長】
「(児童虐待の問題に)触れる経験がなければ、なかなか意識しづらいことで、だからこそ、まずは『そういう問題があるんだ』ということに気づく場としてこういう活動が認知の場になればいいかなと思う」



寄付金の使い道は新潟市に一任し、「児童虐待防止に向けてしっかりと考えて使ってほしい」としています。