石川の芸術文化をけん引する「現代美術展」が26日開幕し、重鎮から新進気鋭の作家まで1061点が美を競っています。

「現代美術展」は1945年から続く、石川県内美術展の最高峰で、2026年で82回目を数えます。

石川県立美術館と金沢21世紀美術館を会場に、日本画・洋画・彫刻・工芸・書・写真の6部門に1061点が展示されています。

美術文化大賞 彫刻「私の時間Ⅱ」 新澤 博志さん作

最高賞の美術文化大賞に選ばれた、金沢市の新澤博志さんの彫刻「私の時間II」は、2024年の能登半島地震と奥能登豪雨をテーマに、災害からの一歩前進を表現しています。

美術文化委嘱賞 洋画「罪の大地に種を蒔く」 太田 喜代司さん作

また、美術文化委嘱賞に選ばれた、白山市の太田喜代司さんの洋画「罪の大地に種を蒔く」は、能登半島地震で壊れた珠洲焼のかけらと、液状化で出た砂を使って被災地から生まれる命を見つめています。

美術文化準大賞 写真「滴下の祈り」 冨澤 進さん作

美術文化準大賞に選ばれた、かほく市の冨澤進さんの写真「滴下の祈り」は、富山県立山町の寺で撮影し、水がしたたる線をとらえています。

現代美術展は4月13日まで、石川県立美術館と金沢21世紀美術館で開かれています。