埼玉県川越市で31年前に小学生が作ったちょっと変わったタイムカプセル。返還が難航しているといいますが、そのワケは?

■“手形タイムカプセル”の返還 「記憶頼りに」1400個が難航

ずらっと並んだオレンジ色のカゴ。

その中に入っていたのは、手形がついた石版のようなプレートです。

プレートすべてに手形が付いていますが、これは?

川越市役所都市計画部 小林孝至参事
「31年前に当時の小学生が作りました手形のタイムカプセルになります」

思い出がつまった“手形のタイムカプセル”です。中には手紙や写真などが入っているといいます。

いまから31年前、川越市内の小学生らが作り、川越駅前の広場に1700個設置。

しかし2011年に広場の改修工事にともない撤去することに。返還を呼びかけてきましたが、いまだに1400個近くが残っているといいます。

そのワケは・・・?

川越市役所都市計画部 小林孝至参事
「当時参加した方の記憶を頼りに返還しているのが、返還が進まない原因になります」

手形を見ると、イニシャルやひらがななど情報が書いてあるものもありますが、何も書いていない手形も・・・

27日、手形を探しにきたというこちらの女性。

手形を探しにきた女性
「ビー玉を3個くらい入れて、自分のイニシャルを書いた記憶が」

「ビー玉」とイニシャルの「Y.K」を入れたという記憶を頼りに1つずつ確認していきますが・・・

手形を探しにきた女性
「イニシャルが分からない、違うかも」

約1時間半探しましたが、見つからず。

手形を探しにきた女性
「残念でした。覚えていないから記憶があいまいすぎて。でも取っておいていただけただけでも嬉しかったです」

2022年の返還受付は28日まで。2023年の対応は検討中だということです。