中国・上海を修学旅行中だった高知学芸高校の生徒と教諭が多数犠牲になった「上海列車事故」から、3月24日で38年を迎え、学校で慰霊式が開かれました。
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「上海列車事故」は、1988年3月24日に発生しました。中国・上海郊外で、修学旅行中だった高知学芸高校の生徒や引率教諭らおよそ190人を乗せた列車が、対向列車と正面衝突し、生徒27人と教諭1人が犠牲になりました。
学校では毎年、慰霊式を行っていて、式には、遺族や同級生・当時の引率教諭らおよそ300人が出席しました。
式では、橋本和紀(はしもと・かずき)校長が「命の尊さに思いをいたし、この教訓を今後に生かしてまいります」とあいさつした後、出席者が慰霊碑に花を捧げました。
◆事故で長女を失った宮地俊子さん
「どうして、この子たちが犠牲になってしまって⋯そして忘れ去られていくのかと思うと胸が詰まります。なぜこの学校に慰霊碑があって、供養しているのかということを、伝えていってほしいと思います」
この事故をめぐっては、38年が経った現在も、3人の遺族が「学校の対応に納得できない」として、犠牲になった生徒の名前を慰霊碑に刻んでいません。














