27日に開幕した全国高校ラグビーです。25年ぶりの出場となる県代表の勿来工業は28日初戦突破を目指し、強豪・目黒学院(めぐろがくいん)と対戦します。
高橋広季アナウンサー「外へ展開して抜けていく。トライ!先制トライは勿来工業です」
当たり負けしない突破力や巧みなパスワーク、そして、足の速さを武器に、25年ぶり6回目の全国大会・花園への出場を決めた勿来工業。
28日の初戦で戦う相手は、東京都第二地区代表で3大会連続21回目の出場となる強豪、目黒学院です。
鈴木悠斗主将「目黒学院はFWが大きくて起点を作って、そこからBKでトライを取りきる形なので、FWがどれだけ体を張れるかが重要だと思っています」
試合のポイントは前線で攻守にわたり、ハードワークをみせるフォワード陣がどれだけ体を張れるか。
そのうえで、小松監督がキーマンにあげる選手が…
小松傑監督「タックルをどんどんするという意味では鐡(てつ)友慎(ゆうしん)」
祖父と父も、勿来工業でラグビーに打ち込んでいたラグビー一家の鐡(てつ)友慎(ゆうしん)選手。
武器は、足の速さと鋭いタックル。
練習中は積極的に声をかけ、キャプテンの鈴木悠斗(はると)選手と並んで仲間を引っ張るチームの中心選手です。
鐡友慎選手「仲の良いチームなのでチームワークがとれるなとは思っています。壁無く接することができるのでなんでも言い合える仲でやっています」
全国区の強豪・目黒学院攻略のキーマンとなれるのか?注目です。
鐡友慎選手「花園では自分のできる最大限のプレーを発揮するために準備をしっかりして、良いプレーをできるように頑張りたいと思います」
チームの目標は、”高校ラガーマン憧れの聖地・花園で自分たちの最大限のプレーを”見せることです。
鈴木悠斗主将「観ている人たちを元気づけられるようなプレーなどをして中学生や小学生にラグビーて面白いんだなと思わせて福島のラグビー人口をもっと増やせればいいなと思っています」
小松傑監督「やはり花園は個人としてもずっと憧れていた舞台なのでそこに出場できるのは本当に嬉しく思っています」
勿来工業は28日、25年ぶりの夢舞台で初戦に臨みます。
全員揃ってかけ声「勿来工業、花園で頑張るぞ!オー!」














