広島市の原爆供養塔に納められ、初めて遺髪によるDNA型鑑定で身元が特定された遺骨が、22日、遺族に返されました。
広島市の平和公園にある「原爆供養塔」には、引き取り手が見つからないおよそ7万人の遺骨が納められています。
遺族は、このうち「鍛治山ミチ子さん」とされていた遺骨について、「梶山初枝さん」ではないかと、身元の特定を依頼。広島市は初めて、一緒に残されていた遺髪でDNA型鑑定を実施したところ「梶山初枝さん」と特定され、22日、遺骨が遺族の元に返りました。
初枝さんの妹 大門美智子さん(92)
「なんか夢を見ているような感じですね。胸が一杯です」
初枝さんの甥 梶山修治さん(60)
「今日から家族とともに過ごす初枝の姿を想像すると、言葉に尽くせない想いが込み上げてきます」
広島市によりますと、氏名が記された52人の骨つぼから遺髪が見つかっていて、新たな遺骨の返還につながる可能性があるとしています。














