国連の専門機関IMO=国際海事機関は、ホルムズ海峡で足止めとなっている船舶と船員を避難させるため、「海上回廊」の設置に向けて取り組むことを明らかにしました。
IMOは、ロンドンで19日まで2日間にわたって、臨時の理事会を開き、ホルムズ海峡周辺で足止めとなっている船舶およそ2000隻と船員およそ2万人の安全確保に向けた対応について協議しました。
終了後の記者会見で、ドミンゲス事務局長は各国に対して、船舶や船員に必要な物資と支援を提供するよう呼びかけるとしたうえで、安全に避難させるため、「海上回廊」を設置するべく取り組むことを決めたと明らかにしました。
ただちに周辺国や関係機関と協議を開始するとしていますが、イラン側の協力が得られるかどうかなど不透明な状況です。
IMO ドミンゲス事務局長
「艦船による護衛は100%安全とはいえず、長期的に持続可能な解決策でもない。なぜなら、船舶が依然として、攻撃対象となる可能性があるからだ」
また、ドミンゲス氏は「各国の艦船による民間船舶の護衛について」は否定的な考えを示し、根本的な解決には紛争の終結が必要だと強調しました。
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