来日中の国境なき医師団の会長がJNNのインタビューに応じ、イスラエルとアメリカの攻撃が続くイランでの活動について、「テヘランの診療所は攻撃の影響で閉鎖することなった」などと現地の状況を明らかにしました。
国境なき医師団 ジャビド・アブデルモネイム会長
「私たちにとってイランでの支援活動は『挑戦』。今、自分たちにできることをやる準備はできている」
19日、JNNのインタビューに応じたのは、国際的な医療団体「国境なき医師団」の会長のジャビド・アブデルモネイム氏です。これまでウクライナやパレスチナ自治区ガザなど数多くの人道危機の現場で医療活動に携わり、去年9月に国境なき医師団の会長に就任しました。
イラン情勢をめぐり、アブデルモネイム会長はイランにある3か所の診療所のうち、テヘランの診療所はイスラエルやアメリカによる攻撃の影響で閉鎖を余儀なくされたとし、残る2か所は運営を継続して、24時間態勢への移行を目指していると強調しました。
国境なき医師団 ジャビド・アブデルモネイム会長
「覚えておかないといけないのは、イランは大きな国で人口も多い。私たちは誰に医療が行き届いていないかに目を向ける」
一方、イランでは入国や物資搬入の際の手続きが複雑で、支援を行っていくうえで大きな制約となっていると指摘。このほか、イスラエル軍の攻撃を受けているレバノンについては、12か所で「移動診療所」を展開し、病院に来ることができない避難民への医療活動を行っていると強調しました。
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