島根県は19日、2024年3月に行った県内の県道改良工事の入札で、見積参考資料で公表した内容に誤りがあり、一旦、契約を結んだ落札業者との契約を解除した上で、約494万の損害賠償金を支払ったことを明らかにしました。
島根県によると、2024年3月22日、島根県西部の県道改良工事(延長180m)のついて入札公告を行い、応札業者が入札額の算定に必要な資材や数量など「見積参考資料」を公表しました。この際、予定価格を2004万7000円(税抜)と公表しました。
その後、4月9日に開札を行い、入札結果を公表、4月15日に落札した業者と2003万5400円(税込)〈1821万4000円(税抜)〉で契約を締結しました。
しかし、2024年4月16日と5月2日の2回、落札した業者とは別の入札に参加した業者から「事前に公表した予定価格に誤りがあるのでは」と指摘があり確認したところ、アスファルト殻処分費を「4200円/トン」とすべきところ、「3700円/トン」とし、6万1000円過少に予定価格を設定して入札を行っていたことがわかり、入札から約3ヵ月の7月2日、契約を解除しました。
島根県はその後、この業者に謝罪や説明を重ね、契約解除までに要した経費など、494万1080円(税込)の損害賠償金を支払い、今年2月26日付で業者と示談したということです。
この県道改良工事については、測量などの準備は進められていたものの、本工事には入っていなかったということで、4月に改めて入札を行い、契約を結ぶことにしています。
島根県では、予定工事価格の積算時のチェックリストの拡充を図るとともに、複数の職員で確認するといったことを関係部署に注意喚起するなど、再発防止に努めるとしています。














