今月、熊本県八代市の小野泰輔市長が、高速道路を時速152キロで走行し摘発されました。
時速150キロで車を運転すると何が起きるのか?
自動車工学が専門の崇城大学・齊藤弘順教授に聞きました。

崇城大学 齊藤弘順教授「150キロという速度になると、普通の人はなかなか経験しない。まず視野が狭くなる。ハンドルを強く握りがちになり体も固くなる」
時速40キロで走行している時の視野は約100度で、それが70キロになると75度ほどになります。
そして、100キロを超えると…

崇城大学 齊藤弘順教授「130キロで大体30度くらいといわれているので、150キロ走行はそれよりも狭いということになるから、かなり狭い。恐怖心になる」
体感は相当な速さになるといいます。
また、時速150キロの場合、1秒間に進む距離は約40mで、危険を回避することも容易ではありません。

崇城大学 齊藤弘順教授「ドライバーが何らかの危険を認知してから、アクセルペダルから足を離してブレーキペダルに踏みかえる。ここまでが平均すると0.75秒ぐらい。認知してからブレーキが効き始める1秒の間に40何メートル進むので、認知したものがそれ以内にいたらブレーキを踏もうとする間にぶつかる」
乾いた道路であっても、最大のブレーキをかけて完全に停止するまでには、100m近く進むということです。
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