脚本家・野島伸司のヒューマンラブストーリーは、独自の恋愛設定で社会を泣かせ、揺さぶってきた。公の場に姿を出すことはほとんどなく、素顔を見せなかった幻の脚本家が、ドキュメンタリー映画に。そして舞台イベントに現れる。

「高校教師」「101回目のプロポーズ」…“ナマの”野島伸司が素顔を見せ、語る

世代を超えて人気になり、何年たっても話題に上がるテレビドラマは多くあるが、脚本家の名前が知られていることはそれほど多くはない。

野島伸司は、恋愛関係や社会的インパクトのあるストーリーを産み出す特別な力を持っている。
「野島ワールド」とまで言われる世界観で、視聴者の心を鷲掴みにして離さない能力に、放送局も視聴者も全幅の信頼を寄せ、特別視してきた。

野島は、人の前に立つことが殆どない。

脚本家や放送作家という肩書で、本業よりもメディア露出を優先する例が目立つこともある時代に、むしろあえて「裏方」に徹し、陽の目を避けてきたようにも見える。

その野島が。

なんと休日、ホワイトデーに、東京・渋谷の映画館の壇上に立った。