2025年5月、80代の母親と同居する福岡県小郡市の自宅に火をつけて全焼させ、隣接する民家2軒にも延焼させた登立道敏被告(62)。
2008年ごろに離婚後、両親との同居を始め、2019年ごろからは無職となって両親の年金に頼って生活をしていたという。
現住建造物等放火の罪に問われた登立被告の裁判は、起訴内容について争いはなく、争点は量刑(登立被告にどれだけの刑を科すべきか)だった。
検察側は「両親の年金に頼って生活し、弟から金銭の援助を断られたことに立腹して犯行に及んでおり、その場の感情に任せて極めて短絡的で危険な犯行に及んだとの意思決定は強い非難に値する」と主張して懲役7年を求刑。
弁護側は、登立被告が母親を自宅から避難させ、自ら119番通報をして被害の拡大を防ごうとしていたことなどを挙げ、執行猶予付き判決が妥当との意見を述べた。
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