沖縄県名護市の沖合できょう午前、2隻の船が転覆し、乗っていた21人全員が海に投げ出され、修学旅行中だった高校生を含む2人が死亡しました。
記者
「転覆したとみられるボート2隻が海上保安庁のゴムボートで曳航されていきます」
第11管区海上保安本部などによりますと、きょう午前10時15分ごろ、アメリカ軍普天間基地の移設先とされる名護市辺野古の沖合で、移設に反対する抗議船「平和丸」と「不屈」が転覆しました。
記者
「午後1時25分です。転覆した2隻が今、辺野古漁港に曳航されて入ってきました。船の底が上を向いている状態です」
船には修学旅行で沖縄を訪れていた京都府の同志社国際高校の生徒など21人が乗っていて、全員が海に投げ出され救助されましたが、同志社国際高校2年の女子生徒(17)と抗議船船長の金井創さん(70代)の死亡が確認されました。
死亡した金井船長の知人
「海を大事にする気持ちがないと、この行動は続かない。高校生たちにも大浦湾の美しさを見せていたんだと思う」
関係者によりますと、転覆した船は移設に反対する抗議活動だけではなく、観光客や修学旅行生などを対象に埋め立て工事の現場を案内することにも使われていたということです。
今回の事故で生徒1人が死亡した同志社国際高校。おとといから2年生およそ270人が3泊4日の日程で、修学旅行のため沖縄を訪れていたということです。
きょうは3日目で、7つのコースに分かれて研修を受けていて、うち1つのグループが平和学習の一環としてボートに乗り、辺野古でアメリカ軍普天間飛行場の移設工事の様子を見学していました。
沖縄への修学旅行は学校創立時から行っていて、今回の辺野古を見学する研修も以前から実施していたものだということです。
事故について、同志社国際高校は保護者にメールで連絡をしたということですが、説明会を開催するかなど今後の対応については協議中としています。
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