静岡市が清水港に整備を予定している海洋文化施設の実現に暗雲が立ち込めています。
物価高騰の影響で、事業者が計画を見直した結果、提示している金額と市が負担できる金額に約25億円の開きがあることがわかりました。
膨らむ総事業費 当初の240億円から70億円以上増の見通し
静岡市が清水港に計画する「海洋・地球総合ミュージアム」は前市長が進めてきた事業で、2022年に民間の事業者が落札しました。
しかし、当初約240億円としていた総事業費は、物価高騰の影響により70億円以上膨らむ見込みとなり、事業者は3月中に規模を縮小するなどの見直し案を示すとしていました。
「25億円」の差 市長の判断に注目
関係者によりますと、これまでに事業者が提示した金額と、市側が追加で負担できるとする上限額には約25億円の開きがあり、その後も検討が進められていますが、差額を埋められない状況が続いているということです。
2026年度の当初予算案には設計などにかかる費用として約4億円が計上されています。
難波市長は3月中に着工するかどうか判断するとしていますが、19日に閉会する市議会2月定例会までに結論が出ない見込みで、予算案は可決される見通しです。














