日本政策投資銀行は、北陸新幹線の開業から10年間で、富山県内への経済波及効果が年間で329億円と見込まれると発表しました。

これは、日本政策投資銀行が北陸新幹線開業から10年が経った去年までの間に観光・宿泊客の入れ込み数や消費単価がどれだけ増えたかなどをもとに算出したものです。

それによりますと、観光客・ビジネス客の消費が増えた「直接効果」で年間208億円。関連する地元企業の売上や働く人の所得などが増えたことによる「間接効果」で年間121億円、合わせて年間329億円の経済波及効果が見込まれるということです。

こうした効果の要因について日本政策投資銀行は、体験型観光の充実や伝統工芸品の購入などで観光客の消費単価が高まっていると分析しています。

一方、2024年のインバウンドの宿泊客数はコロナ禍前・2019年の水準に回復していないとして、体験型観光や新幹線の敦賀延伸を活かした周遊観光の推進などが必要だとしています。