きょう、厚生労働省は、再生医療を受けた60代の患者が死亡したと発表し、治療を行ったクリニックに再生医療の提供を一時停止するよう緊急命令を出しました。

緊急命令を受けたのは、再生医療を行った東京・中央区の「医療法人ネオポリス診療所銀座クリニック」などです。

厚労省によりますと、このクリニックでは今月10日、外国籍の60代の女性患者に慢性的な体の痛みを改善する再生医療を行っていましたが、患者の容体が急変し、搬送先の病院で死亡が確認されたということです。死亡原因が分かっていないことから、厚労省はこの再生医療の提供の一時停止をクリニックに命令しました。

また、厚労省は再生医療に使われた細胞加工物を製造した京都市の「JASC京都幹細胞培養センター」と、韓国・ソウルの「RBio幹細胞培養センター」に対しても製造の一時停止を命令したということです。

再生医療をめぐっては、去年8月にも別のクリニックで患者が死亡していて、厚労省はきのう、医療機関などに対し安全確保の徹底を求める注意喚起を行いました。