韓国外交部のアジア太平洋局長が外務省を訪れ、両国最大の懸案である徴用工問題などについて日本側と局長級会談を行いました。

韓国外交部の徐旻廷アジア太平洋局長はきょう、外務省を訪れ、船越アジア大洋州局長と協議しました。

協議では、日韓の最大の懸案である元徴用工の賠償をめぐる解決策などを中心に議論したものとみられます。

徴用工問題をめぐっては、先月、岸田総理と韓国の尹大統領がカンボジアで首脳会談を行い、早期解決を図ることで一致していて、今月19日も船越局長が韓国を訪れて表敬するなど、具体的な解決策に向けた動きが加速しています。

関係者は、「解決に向けた勢いを保つことが重要だ」と話しています。