新指導者モジタバ師 “ホルムズ海峡の封鎖を継続すべき”

小川彩佳キャスター:
ここで中継です。イランの隣国・イラクには増尾記者がいます。イランの新たな最高指導者が声明を出しましたけれども、これはどう捉えればいいんでしょうか?

中東支局長 増尾聡記者:
まずその内容ですが、基本的にはこれまでの路線を継続、踏襲していくよというのが強く打ち出されていました。大方の予想通りで、強硬路線をこのまま貫いていくということがわかります。

一方で私が一つ気になった点は、今回の声明が文書で発表されていたことです。前イラン最高指導者ハメネイ師は、重要な声明についてはビデオ演説形式など、直接自分の言葉で国民に語りかけるという形をとっていたんです。

今回のモジタバ師は、怪我をしていますので、その様子を映したくなかったのか。もしくは暗殺を恐れて身を隠している状況なのか、その真意についてはわかりません。

ただ、最高指導者としての姿をまだ国民に示せていないというのは気になる点で、今後様々な憶測を呼んでくるポイントにもなるのかと思います。

藤森祥平キャスター:
声明の内容を見てみますと、ホルムズ海峡については今後も封鎖を継続すべきだとはっきり言いました。そもそもイランも、原油を産出する国ですので、自分たちも輸出しますよね。ホルムズ海峡を封鎖し続けることは、イランにとって良いことであり続けるんですか?