山口県上関町に建設が計画されている使用済み核燃料中間貯蔵施設についてです。

上関町議会の総務文教委員会は、早く事業計画を示すよう中国電力に求める請願を採択し、本会議に報告することになりました。請願は地元商工会が町議会に提出したものです。

使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画は中国電力が上関町に提案し、去年8月には予定地への建設は可能とする調査結果を町に伝えています。しかし、施設の規模や経済効果など、具体的な事業計画はまだ示されていません。

請願では「立地の同意に向けた前向きな議論」を訴え、中国電力に早く具体的な事業計画を示すよう議会として意思表明してほしいと求めています。

請願は町議会の総務文教委員会で非公開で審査されました。

賛成の委員からは「町の財政や商工業者の厳しい現状を考えると採択すべき」という意見が出たということです。

不採択を支持する委員からは「安心安全のために時間がかかっているものを早く出せというのは矛盾している」などの声があったということです。

採択が2人、不採択が2人でしたが、委員長裁決で請願は採択されました。

総務文教委員会 柏田真一 委員長
「これに賛同するという方はやっぱり商工業者の厳しい現状は商工会長が一番わかっていると商工会長があそこに書かれているということについては、賛同できることが多かったので採択という判断をしました」

山戸孝 委員
「本来今回の委員会も私は公開ですることを委員長には求めていたんですが、それも拒否をされてしまったので、本当に何もかも密室の中で話が動いていくということは本当に町民に対して失礼だと思っています」

請願は3月18日の本会議で委員長からで報告され、採決が行われる見通しです。