山口県上関町に建設が計画されている使用済み核燃料中間貯蔵施設についてです。
上関町議会の総務文教委員会は、早く事業計画を示すよう中国電力に求める請願を採択し、本会議に報告することになりました。請願は地元商工会が町議会に提出したものです。
使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画は中国電力が上関町に提案し、去年8月には予定地への建設は可能とする調査結果を町に伝えています。しかし、施設の規模や経済効果など、具体的な事業計画はまだ示されていません。
請願では「立地の同意に向けた前向きな議論」を訴え、中国電力に早く具体的な事業計画を示すよう議会として意思表明してほしいと求めています。
請願は町議会の総務文教委員会で非公開で審査されました。
賛成の委員からは「町の財政や商工業者の厳しい現状を考えると採択すべき」という意見が出たということです。
不採択を支持する委員からは「安心安全のために時間がかかっているものを早く出せというのは矛盾している」などの声があったということです。
採択が2人、不採択が2人でしたが、委員長裁決で請願は採択されました。
総務文教委員会 柏田真一 委員長
「これに賛同するという方はやっぱり商工業者の厳しい現状は商工会長が一番わかっていると商工会長があそこに書かれているということについては、賛同できることが多かったので採択という判断をしました」
山戸孝 委員
「本来今回の委員会も私は公開ですることを委員長には求めていたんですが、それも拒否をされてしまったので、本当に何もかも密室の中で話が動いていくということは本当に町民に対して失礼だと思っています」
請願は3月18日の本会議で委員長からで報告され、採決が行われる見通しです。
注目の記事
100年以上続く奇祭が休止へ「野菜仕掛け物祭」直面した物価高と高齢化の壁 宮城・石巻市

ペットもかかる“熱中症” 散歩や室内での過ごし方など これまでの当たり前は通用しない? 飼い主が知るべき「新常識」

80年以上口を閉ざしてきた記憶 満州での過酷な逃避行と母の決断 91歳男性の証言【終戦81年】

「私はすぐさま殺しに行きました。飛びかかりに行きました」裁判所で娘を殺害した少年に対面した父 遺族を襲うマスコミの過熱報道と司法の壁「減刑された理由はなんですか、裁判長」【女子中学生殺害遺棄事件/第3話】

11歳息子を殺された父「加害者との糸を絶やさない」関係を断てば「望む謝罪・賠償すら得られない」受刑者から途絶えた手紙…面会で知った真相に怒り「裏切られた」

中国のカキ養殖ブイ「環境に優しい」はずが大量の漂着ごみに… 扱いを誤ると破裂のおそれ、まるで “風船爆弾” 安全な処理方法とは









