春のセンバツ高校野球に21世紀枠で初出場する高知農業の野球部が、12日朝、甲子園に出発しました。学校では、他の学校や部活動から募った応援団の練習も佳境を迎えています。

バスに大きな荷物をのせていく高知農業高校の野球部員たち。21世紀枠で春夏通じて初となる甲子園に向け、宿泊地の大阪に入るのを前に、12日朝、出発式が行われました。

▼高知農業 塩田雅彦 校長
「農業を学ぶ学校、さらに全国で応援してくれる皆さまに勇気と感動を与えられるよう明るく元気に全力でプレーしてきてください」

▼高知農業 杉本仁 主将
「高知農業高校生らしく粘り強く、泥臭く楽しんできますので応援よろしくお願いします」

▼高知農業 下坂充洋 監督
「(生徒たちは)非常に引き締まった表情で素晴らしいと思う。初戦突破に向けて頑張っていきたい」

部員たちは、教職員や生徒に見送られながら“聖地”甲子園に出発しました。

▼見送った生徒
「(山下投手は)大親友です。存在感のあるピッチャーなので三振をどんどん取っていってほしい」

▼見送った生徒
「マネージャーの2人が仲良しで、2人とも頑張っていたので、向こうで何もないように手紙を渡しました。『つらくなった時に読んで』って。勝っても負けても全力で楽しんでほしい」

学校では“応援練習”も佳境を迎えています。高知農業の吹奏楽部は1・2年生あわせて5人と少ないため、今回は、校内の楽器経験者と室戸高校の吹奏楽部などをサポートメンバーに加え、総勢51人のバンドを結成します。

▼サポートメンバー
「久しぶりでやっぱり難しい。高音を出せるように頑張りたい、響かせたい」

定番の「チャンステーマ」に加え、「よさこい」や「アンパンマン」など高知らしい曲で選手を後押しします。

▼高知農業 吹奏楽部 小原陽菜海 部長 
「サポートメンバーが入ってくれて音の厚みが少人数のときと比べて増したと思う。よさこいとかアンパンマンとか高知らしい曲を聞いてもらって楽しんでほしい」

またチアリーダーも、バレーボール部や陸上部などからメンバーを揃えました。お揃いのTシャツは野球部のユニフォームを模したもの。鳴子を手に声援を送ります。

▼バレーボール部
「部活との両立が大変だけどそろった応援をしたい」
「失敗しても元気が出るような応援にしたい」

野球部は12日、徳島で練習試合を行った後、大阪に入ります。大会は3月19日に開幕し、高知農業は大会3日目の21日、新潟の日本文理と対戦します。