イラン情勢の悪化に伴い、ガソリン価格が高騰しています。
宮城県内のガソリンスタントでも1リットル180円を超える店舗が出てきています。

宮城県大崎市鹿島台の「鈴掛石油」です。3月12日のレギュラーガソリンの価格は1リットル181円。11日よりも28円の値上げです。原油価格の高騰で値上げを余儀なくされたといいます。

鈴掛石油・尾口 博己・代表取締役:
「こんな値上がりは経験したことがない驚きとどうしたらいいかという思いでいっぱい。(政府の石油の)備蓄分があるのは間違いない。それを放出してもらい、少しでも安くなれば」

ドライバーからは家計や仕事への影響を心配する声が聞かれました。

ドライバー:
「家計には厳しいですがやはり車がないといけないので」

ドライバー:
「仕事の関係でガソリンがないと移動できないどれほど値段が上がってもしょうがない」

この店だけでなく、仙台市内のガソリンスタンドでも1リットル180円台の表示が見られました。
石油情報センターは「値上がりはイラン情勢の悪化が原因。来週前半までは継続的な値上がりが予想される」と説明しています。

一方、高市総理は備蓄の放出や補助金などにより、全国平均の価格を1リットル170円台に抑える方針を発表しています。石油情報センターは、来週後半以降は価格が落ち着く可能性もあると分析しています。

レギュラーガソリンの価格の推移です。
宮城県内での平均小売価格は1年前、1リットルあたり180円を超えていました。
その後、政府による補助金などの効果もあり170円台、160円台が続いていました。2025年の年末には暫定税率が廃止され2026年1月には140円台にまで値下がりしました。しかし、中東情勢の緊迫化で再び上昇し3月9日時点では156.5円でした。