国会では、高市総理が中東情勢を受けた原油価格の高騰に対応するため、必要となれば、今年度の予備費の活用も検討していく考えを示しました。国会記者会館から中継です。
野党側は、原油価格の高騰は今後も続くとして、エネルギー高騰対策を盛り込んだ新年度予算案の組み替えを主張しています。
中道改革連合 階猛 幹事長
「この新年度の予算を議論している、この場において、新年度分のエネルギー価格高騰のための予算を手当すべきではないかということを申し上げております」
高市総理
「現時点で、今後の補助金の支給額などの執行見込みを申し上げるというのは困難です。必要があれば、その他の予備費の使用状況なども見極めた上で、今年度の予備費を活用することも否定されるものではないと、私は考えております」
高市総理は、きのう、原油価格の高騰に対応するため、▼今月16日にも石油備蓄の放出を始めるとしたほか、▼基金の残高を活用して、ガソリンの小売価格を全国平均で170円程度に抑制する方針を発表しました。
ただ、基金の残高はおよそ2800億円のみで、野党側はエネルギー価格高騰に対応するため、審議中の新年度予算案を組み替えるよう求めました。
これに対し、高市総理は、今年度については、「今ある基金で十分に対応できる」と強調した上で、必要があれば、今年度の予備費の活用を検討する考えを示しましたが、4月以降については、「現時点で、今後の補助金の支給額などの執行見込みを申し上げるのは困難だ」として、「追加の予算措置は考えていない」と話しました。
与党側は新年度予算案をあす、衆議院で通過させる構えで、与野党の攻防がヤマ場を迎えています。
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