東京電力福島第一原発が立地する福島県双葉町では、震災の犠牲者を追悼し、復興を祈るキャンドルナイトが行われています。

復興を願って優しく灯されるキャンドルの明かり。双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館では、全国から寄せられたメッセージが記された1000本のろうそくを灯す「キャンドルナイト」が行われています。ろうそくは上から見ると、「3・11」と並べられています。

15年前の震災・原発事故は県民それぞれの生活を大きく変えました。会場の双葉町は、2022年にJR双葉駅周辺の一部の地区で避難指示が解除され、人が住めるようになりました現在も町の85%が帰還困難区域となっていて、町内に暮らすのはおよそ200人で震災前の3%に留まっています。

こうした中、震災と原発事故で犠牲になった方を悼み、震災の記憶を伝承しようと会場は、優しい灯りに包まれています。今年も県外から多くの人が訪れ、メッセージを見つめています。そして、ひとつひとつのキャンドルには、将来への夢や希望が記されています。

主催した県によりますと、11日は県内7か所でおよそ4800本のキャンドルが灯され、震災と原発事故を風化させない思いを伝えています。