サイバー攻撃によるシステム障害の影響で決算発表を延期していたビール大手のアサヒグループホールディングスが、去年9月までの決算を発表しました。
アサヒグループが発表した去年1月から9月までの連結決算によりますと、最終利益は前の年より26.2%減って、1028億円となりました。
報告セグメントの変更に伴って東アジアや東南アジアの酒類事業で減損損失を計上したほか、金利の上昇で金融収支が悪化したことなどが主な要因です。
アサヒグループをめぐっては去年9月末、身代金要求型のサイバー攻撃を受け、システム障害が発生。その影響で、決算発表を延期していました。
システムが復旧するまでは営業担当が手作業で受注するなどの対応を行っていましたが、去年9月までの業績への影響は、売上高にあたる売上収益は軽微とした一方、本業のもうけを示す事業利益については、1%程度の減益要因となったとしています。
また、去年1年間の連結決算についてはシステム障害の影響を「精査中」とし、業績予想は障害前に発表した見通しを据え置いています。
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