石川県知事選挙は3月8日に投開票が行われ、前金沢市長で新人の山野之義氏が現職で2期目を目指した馳浩氏を破り、初当選した。
保守分裂の選挙戦になったものの、両氏の支援の枠組みなどいわゆる「やぐら」は対照的だった。それは、支持をした地方議員の数にも表れている。
現在40人いる石川県議のうち、山野之義氏を支持したのはたったの一人。喜多浩一県議だ。喜多氏は自民党所属の金沢市議を経て、県議になった経歴を持つが、組織に反旗をひるがえす格好になり、山野氏の選対本部長を務めるにまで至った。
今回の石川県知事選挙は、4年前に初当選した現職の馳浩氏が2025年9月に2期目への出馬を表明したところでスタート。前金沢市長の山野之義氏が10月に出馬を表明し、事実上保守分裂の一騎打ちの選挙戦を展開することになった。

前回の知事選では、馳氏と山野氏、そして自民党の参院議員を辞めて立候補した山田修路氏の3人で保守分裂の選挙戦を展開した。得票は馳氏、山野氏、山田氏の順だったが、馳氏と山野氏の票差はわずか約8000票だった。

“2期目に挑戦”“自民党推薦” 最強のはずの現職・馳浩氏に勝った山野之義氏 “ぼっち応援”を貫いた県議が語る「厳しいことも山野さんにどんどん言っていきたい」【後編】














