23日からの大雪で新潟県内では停電が続き、倒木の影響で村上市では孤立している集落もあります。なお県は24日、佐渡市と村上市に災害救助法を適用したと発表しました。

新潟県では24日、下越を中心に大雪となり8月の豪雨で大きな被害を受けた村上市や関川村でもまとまった雪が降りました。このうち村上市では倒木により県道高根村上線が午前9時半から通行止めとなっていて村上地域振興局によりますと、午後6時現在、高根集落と北大平集落などの6つの集落で263世帯763人が孤立しています。

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また、雪や強風の影響で県内では午後6時現在、およそ4800戸で停電しています。

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25日午後6時までに降る雪の量はいずれも多いところで山沿いでは60センチ、平地では10センチと予想されています。なお、県は佐渡市と村上市に災害救助法を適用したと発表しました。