おととし11月、さいたま市の高校で、生徒が運転する車が横転し助手席に乗っていた生徒が死亡した事故で、警察はきょう、車の管理を怠ったなどとして、男性教諭2人を書類送検しました。

この事故はおととし11月の深夜、さいたま市西区にある埼玉栄高校のグラウンドで、この学校の寮に住む男子高校生4人が乗ったグラウンド整備用の車が横転し、助手席の生徒(当時17)が死亡したものです。

警察はきょう、車の管理を怠ったなどとして、埼玉栄高校・男子サッカー部で監督を務める男性教諭(43)とコーチを務める男性教諭(38)を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。

警察によりますと、男性教諭らは部活の備品であるグラウンド整備用の車の管理を行わなければならない立場にあったにもかかわらず、2022年11月ごろ、車の中に鍵を保管し、誰でも運転できる状態にしていたということです。

任意の調べに対し、2人とも容疑を認めた上で、「車内に鍵を置けば使いやすい状態となり、すぐにグラウンド整備ができるので便利になると思った」などと話しているということです。

この事故をめぐっては去年11月、警察は車を運転していた男子生徒(18)を過失運転致死傷の疑いで書類送検しています。