イスラエル中部から増尾中東支局長の報告です。
イスラエルでは、きょうから国民に対する制限措置が緩和されことになります。シェルターなどが近くにあるという条件で、出社や50人程度の集会などが認められることになりました。
この背景について、現地メディアは、イランからの反撃が当初想定されていたほど大規模なものになっていないこと、また、攻撃の頻度もここ数日で落ち着いてきていることがあると伝えています。
これは私自身も感じていることで、ここ1~2日は、空襲警報が鳴ってシェルターへの避難を余儀なくされる回数はやや減ってきています。
イスラエルとしては行動制限を緩和することで市民の不満を和らげるとともに、およそ80%が支持しているとされる今回の軍事作戦への世論の支持を維持したい、そうした狙いも透けて見えます。
その一方で、イスラエルは戦線を拡大させています。
ヒズボラとの戦闘では、隣国レバノンの首都ベイルートにまで攻撃を拡大させ、さらに、レバノン南部の多くの町には退避勧告が出されていて、今後、攻撃がさらに激しくなる可能性も考えられます。
こうした町に暮らすレバノンの市民の中には、おととし停戦が発効して、ようやく故郷に戻ることができた人も少なくありません。
今回のこの大きな衝突をその現場から見つめてみると、このように、再び攻撃の恐怖にさらされ、そして家を手放さなくてはならない市民がいる、これもまた忘れてはならない現実です。
注目の記事
言葉が出ない… 脳出血で倒れ“失語症”に 「死んだ方がよかった」 苦悩の男性 推定50万人も支援進まず

【求人倍率35倍超!】なぜ企業は「高専卒」に熱視線?大手銀行や証券会社も IT人材不足や転職時代が背景か 一方で学校側には「少子化・知名度」の課題

「え?マジ?」"ミスター"こと、鈴井貴之さんが語った脳梗塞の現実 5か月前の検査で「異常なし」だったのに【前編】

「ごめんね 大好きだよ」4年間 冷凍食品と並べられた我が子 死産し遺棄した母親を追い詰めたのは?「骨になると軽くて…」 薬物依存、機能しない生活保護…社会に見過ごされたSOS【裁判詳報】

『合宿行くのか』『そうだよ』そっけない言葉が最後の会話...父親を自殺で亡くした娘「悲しみを口にできない」誰にも言えない葛藤を抱え生きる【前編】

【冒頭全文】「表現ぶりが一部誤解を招くものだった」簗和生・農水大臣が“予算大幅カット”音声めぐり再び会見 音声は「確認していない」









