アメリカのトランプ大統領がイラン攻撃をめぐるスペインの対応を理由に禁輸措置に踏み切る考えを表明したことに対し、スペインのサンチェス首相は「戦争にノーだ」と述べ、改めて攻撃に反対の立場を示しました。
トランプ大統領は3日、イランへの攻撃をめぐって、スペインがアメリカ軍に基地の使用を認めなかったとして強い不満を示し、「スペインとの全ての貿易を断ち切るつもりだ」と表明しました。
これに対しサンチェス首相は4日、テレビ演説で、「スペインの立場はこの言葉に要約できる。戦争にノーだ」と述べて、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃に反対する立場を改めて示しました。そのうえで「報復を恐れて、我々の価値観や利益に反する行為に加担することはない」とし、圧力には屈しない姿勢を強調しました。
また、「何百万人もの運命を賭けたロシアンルーレットをすることはできないと歴史から学ぶべきだ。直ちに敵対行為を停止し、対話と外交に注力すべきだ」と訴えました。
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