イラン情勢です。今回の衝突は、イスラエルの隣国レバノンにも波及するなど拡大の一途をたどっています。レバノン国境からほど近いイスラエル北部から増尾記者です。
イスラエル北部メトゥラという場所です。レバノンの国境から200メートルほどのところです。さきほどから断続的にイスラエルがレバノン南部に対して攻撃を行っていて、爆発音や機関銃の音も聞こえていて、緊張が続いています。
レバノンを拠点とする親イラン組織「ヒズボラ」は2日に今回の衝突が始まって以降、初めてイスラエルを攻撃して事実上参戦した形です。イスラエルも即座に反撃し、こうした国境に近い町では、市民の間に緊張が走っています。多くの人々が退避をしたもようで、人の姿がほとんどありません。ゴーストタウンと化しています。
イスラエルとヒズボラはおととし11月に停戦が発効するまで、激しい戦闘状態にありました。その過程でヒズボラはイスラエルによって徹底的にたたかれ、軍事力は大きく削がれたが、それでも今後も徹底抗戦するとしています。
一方のイスラエルは、首都のベイルートにも空爆を行っていて、レバノンですでに50人以上が死亡しました。レバノン側の国境の町でも、停戦後、自宅に戻っていた人など数千人もの人が再び退避を余儀なくされています。
拡大の一途を続ける今回の衝突。その影響は多くの国へ広がり、全体像が見えづらくなっていますが、現場では市民が生活をおびやかされて、そして追われているといった状況が続いています。
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