路面電車の速度をこれまでより上げる試験が、4日から、全国で初めて広島市でスタートしました。
路面電車は、法律で最高速度が時速40km以下に制限されていました。そこで、国や警察と広島電鉄などが検討を重ね、自動車と並走する区間で最高速度を時速50kmに引き上げる実験を全国で初めて行うことになりました。
4日は、広島市中区の横川線で、試運転の表示を掲げた電車が、時速50kmまで速度を上げて走っていました。速達性の向上や、自動車との速度差が縮まることで接触事故の減少が見込まれています。
広島電鉄 電車運輸車両部 山瀬隆明部長
「路面電車が持続的に都市内の交通手段であり続けるために、速度向上を含めた利便性の向上はかかせないと考えております」
対象の区間は十日市町から別院前までの770mで、ブレーキの性能が良い1000形を使用します。
広島電鉄は、数ヶ月間試運転を継続して問題が無ければ、営業電車でも最高速度を時速50kmとして、運転を始める方針です。














