「ぎふ信長まつり」のころから急増
今、岐阜駅前で岐阜市民が悲鳴を上げる異常事態が起きています。夕暮れの空を覆う黒い大群の正体とは…。
(記者)
「時刻は午後5時です。JR岐阜駅前の上空には大量の黒い鳥が集まってきました」
夕暮れ時の空に黒い鳥の大群。けたたましく鳴き声をあげるカラスです。JR岐阜駅上空を旋回。
岐阜市によりますと、駅周辺では、なんと4000羽程度が確認されているといいます。ぎふ信長まつりが開催された11月はじめごろから急に増えはじめたといいます。
(駅前で働く人)
「怖いくらいです。みんな逃げるくらいいっぱい飛んでます」
「怖いです。フンが落ちてきそう」
市民が、口を揃えて恐怖を語る師走。一体、なぜこんなことに?
(害獣駆除業 オールコントロールサービス 故金正司・かるがねまさし代表)
「ゴミの出し方がまずいですね。そこへカラスがドンドン入ってくる」
害獣駆除のプロは、冬になり山にエサが少なくなったことから、出された生ゴミなどを求めて街の中心部に飛んでくるのではと分析。
被害は深刻で、こんなことも…
カラスのフンは強い酸性
(記者)
「岐阜駅前の路上ですが、鳥のフンだらけです。こちらのベンチはとても座れる状況ではありません」
(害獣駆除業者 オールコントロール故金正司代表)
「カラスのフンは強い酸性なので物を錆びさせます。また鳥インフルエンザなど鳥がもたらす感染症を若い母親たちが大変気にしています」
この状況に地元の人たちは…