京都アニメーションは2日、八田英明社長が2月16日に亡くなったと発表しました。76歳でした。

 京都アニメーションによりますと、八田社長は1985年に会社を設立。その後、40年余りにわたって「よってたかって作る」を合言葉にアニメ制作に携わってきました。

 ファンからは「京アニ」と呼ばれ、その作品は世界をも魅了。日本アニメ界の宝とも呼ばれたクリエイターたちを育てました。京都に本拠地を構える京アニは、アニメ制作会社の9割近くが東京に集中する中、業界では珍しく、""地元の星""といえる存在でした。

 しかし、2019年7月、京都市伏見区の第1スタジオで社員36人が死亡、32人が重軽傷を負う放火殺人事件が発生。多くの優秀なクリエイターを一度に失った会社で、八田社長は立て直しに当たってきました。

 去年7月に行われた犠牲者の追悼式でも「ともによってたかって作ってきた仲間と、事件以後に入社した社員とともに心を一つにして作品を作り続けたいと存じます」と話していました。

 社長の後任には八田真一郎氏が就任。会社は「社員一同、故人の想いを受け継ぎ、これからも世界中の皆さまに楽しんでいただける作品をよってたかって作ってまいります」とコメントしています。