愛媛県松山市が消費喚起策として実施している、キャッシュレス決済を対象にしたポイント還元事業で、飲食店が架空取り引きで決済を行い、およそ35万円分を不正に取得していたことが分かりました。
不正が行われていたのは、松山市が愛媛県と連携して2022年9月から実施している「まつやまプレミアムお買い物キャンペーン」です。
このキャンペーンでは、対象の飲食店を利用しキャッシュレスで支払いをすると最大30パーセントのポイント還元が受けられます。
松山市によりますと、11月、実行委員会から「参加している飲食店1店舗の売り上げが突出して多い」という報告を受け、店主に聞き取りを行いました。
その結果、実際にはサービスを提供していないのに、架空の取り引きで決済を行い、3カ月間で、およそ35万円分のポイントを不正に受け取っていたことが判明したということです。
松山市では、同様のポイント還元事業が2020年と2021年も1回ずつ行われていて、関係者は、以前から不正の噂があったと証言します。
(関係者)
「かなり色んなところでやっていたみたいですね。自分の携帯でチャージして、それを自分の店で切る。それの無限ループですね。出始めから私達の周りでも、こういうことができるんじゃないかという話はあって…犯罪なので誰もやらないですけど『実際やった』ということも聞きました。結局、町の還元になっていないので、そもそもシステム自体がミスというか、ダメなんじゃないかなと思う。そこに莫大な公金が使われているので」
松山市は、過去のキャンペーン中の売り上げが不自然な店を把握しているということで「不正に取得したポイントについては返還を求め、キャンペーン参加店舗の資格を取り消すなど厳正に対処する」と話しています。
注目の記事
【3月9日】レミオロメンのカバーで1000万回再生 当時高校生だった3人が15年後の「3月9日」に再会した理由「この日しかないと思って【前編】

「おとうは、かっこいいけど…」 津波で父は行方不明 15歳の野球少年は30歳に 娘ができて初めて気づいた“父の偉大さ”

【講演全文・前編】3・11当時の気仙沼警察署長が「決断と後悔」語る【東日本大震災15年】

「この子と飛び降りようと…」2歳で失った左手 それでも息子は前を向き パラ陸上で世界を狙う白砂匠庸選手 見守り続けた両親と笑い合えるいま

「検診の痛みは、治療の100分の1」私が子宮頸がんで失った、腎臓と、自由と、子どもとの時間 放送作家・たむらようこさん

南極の氷が「最大42キロ」後退 失われた面積は「東京、神奈川、千葉、埼玉に匹敵」30年間の衛星データで判明 将来の海面上昇に警鐘









