小学館が運営する漫画アプリの編集部が児童ポルノ禁止法違反の罪で略式命令を受けた漫画家の男性を別のペンネームで漫画の原作者に起用していた問題で、小学館はきょう(2月28日)、調査委員会を立ち上げると明らかにしました。

小学館の漫画アプリ「マンガワン」の編集部は、6年前、「堕天作戦」の作者の男性が児童ポルノ禁止法違反の罪で略式命令を受けたことを受け、その後、連載を打ち切りました。

しかし、4年前からこの男性を別のペンネームで新たな漫画「常人仮面」の原作者に起用していました。「マンガワン」の編集部はきのう(27日)、「原作者の起用判断に問題があった」として「常人仮面」の配信と単行本の出荷停止を発表し、謝罪しました。

さらに担当編集者については、原作者の男性と被害者の女性との示談交渉に関与し、性加害について口外することを禁止するよう、提案していたことも明らかになっています。

この問題を受けて、小学館はきょう(2月28日)、事実関係の確認をするため、弁護士を交えた調査委員会を立ち上げると発表しました。

小学館は公式ホームページで、「会社として管理監督責任を問われる重大な事案」「二度とこうしたことを繰り返さないために、事実関係及び原因を迅速に解明して参ります」としています。

この問題をめぐっては、一連の対応を問題視する複数の漫画家が「マンガワン」での作品の配信停止を相次いで発表するなど波紋が広がっています。