クリスマスを間近に控え、ケーキ店はクリスマスケーキ作りで大忙しです。
その一方で、材料となる砂糖や小麦粉などの相次ぐ値上げにオーナーは「経営は厳しい」と苦しい胸の内を語りました。
安部遼アナウンサー「メリークリスマス!クリスマスに欠かせないものといえば…ケーキですよね!かわいくて華やかなものばかり並んでいます。こちらではクリスマスケーキ作りに大忙しです!」
福島県郡山市のケーキ専門店「パティスリージュ・レアリーズ」。
こちらのお店では、23日からの3日間でおよそ200個のクリスマスケーキの注文があり、朝早くからスタッフ総動員でケーキ作りをしていました。

そんな中、頭を悩ませているのが…、今年相次いだ「値上げの波」。
パティスリージュ・レアリーズ 青戸明美オーナー「ケーキの価格は15パーセントくらいは上がっています。」
卵が3割、イチゴが2割弱、小麦粉、砂糖、生クリームなどが1割の値上げに…
さらに、ガス代や電気代などの高騰も含めると、去年と比べ、ケーキを作るのにかかる費用は3割から4割程度、上がっていると言います。

青戸さん「経営も厳しいので値上げはしたいのですがどうにか抑えながら、今はクリスマス時期でケーキを食べてもらえる時期なので。」
そんな中、オーナメントはできるだけ既製品を使わず、リボンやプレートを手作りすることなどで価格を抑える工夫をしました。

青戸さん「(手作りしたので)うちだけでしか買えないケーキになっていると思います。見て喜んで食べて笑顔になってもらえるケーキだといいなと思います。」

「パティスリージュ・レアリーズ」では予約優先ですが、当日のクリスマスケーキの販売もしているということです。













