3月、東日本大震災の発生から15年となるのを前に、宮城県南三陸町の前町長の佐藤仁さんが2月26日、町内で講演し、自然災害には勝てないが諦めないことが大切だと訴えました。

佐藤仁さん:
「6メートルの津波の予測だったので(防災対策庁舎の)屋上の高さは12メートル。ここには津波は来ないと。残念ながら12メートルの屋上を遥かに超える16メートルの津波が来て43人が犠牲になり助かったのは私を含め11人」

南三陸警察署で開かれた講演会には40人が参加しました。
このなかで佐藤仁さんが「東日本大震災からの創造的復興」をテーマに講演し震災発生直後の過酷な状況を振り返りました。

佐藤仁さん:
「毎日遺体安置所に運びこまれた。その時に体育館の後ろ側に大きなタンクがあり、寒い時に若い警察官がご遺体を手で洗ってくれた」

佐藤さんは5期20年にわたって宮城県南三陸町長を務め、震災からの復興に尽力していて、講演では自然災害には勝てないが決して諦めないということが一番大切と述べました。
講演会は震災の発生から15年となるのを前に、風化を防ごうと南三陸警察署が開きました。














