山口県内の住民などが、伊方原発3号機の運転差し止めを四国電力に求めていた裁判です。山口地裁岩国支部は、原告の訴えを退ける判決を言い渡しました。
裁判は、伊方原発に比較的近い山口県柳井市や上関町の住民など162人が、四国電力に対して3号機の運転差し止めを求めているものです。
原告側は「事故が起きた場合、放射性物質の放出で住めなくなる可能性がある」と指摘。
「伊方原発の近くに活断層があるにもかかわらず、四国電力の調査が不十分」「阿蘇山など、火山の対策も不十分」などと主張してきました。
これに対し四国電力は、「活断層ではないことは調査により確認している」「最新の科学的知見により、さまざまな災害を想定した安全対策を取っている」と反論していました。
26日の判決言い渡しで小川暁裁判長は「敷地近くの半径5キロ以内に活断層がないとする調査は詳細で、その結果は明瞭」との判断を示しました。
また、火山の安全性については「運用期間中の巨大噴火の可能性は十分小さい」などとして、原告側の訴えを退けました。
四国電力は「これまでの主張が認められた。今後の安全・安定運転に万全を期していく」とコメントを発表しました。原告側は控訴する方向で検討しています。
注目の記事
「10万匹に1匹ぐらい珍しい」アマガエルを小学生が発見!カマキリのえさ探しで奇跡の出会い 仙台うみの杜水族館で緊急展示

ペットもかかる“熱中症” 散歩や室内での過ごし方など これまでの当たり前は通用しない? 飼い主が知るべき「新常識」

80年以上口を閉ざしてきた記憶 満州での過酷な逃避行と母の決断 91歳男性の証言【終戦81年】

「私はすぐさま殺しに行きました。飛びかかりに行きました」裁判所で娘を殺害した少年に対面した父 遺族を襲うマスコミの過熱報道と司法の壁「減刑された理由はなんですか、裁判長」【女子中学生殺害遺棄事件/第3話】

11歳息子を殺された父「加害者との糸を絶やさない」関係を断てば「望む謝罪・賠償すら得られない」受刑者から途絶えた手紙…面会で知った真相に怒り「裏切られた」

中国のカキ養殖ブイ「環境に優しい」はずが大量の漂着ごみに… 扱いを誤ると破裂のおそれ、まるで “風船爆弾” 安全な処理方法とは









