2027年度をめどに閉院することが明らかになった市立室蘭総合病院について、室蘭市の青山剛市長は市の財政破綻への危機感を強調しました。

室蘭市 青山剛市長
「病院事業会計の経営状況は、数年の間に室蘭市が財政再生団体に転落する危機的な水準であり、住民サービスの提供に深刻な影響を生じることをなんとしても避けるためです」

26日から始まった室蘭市の定例市議会で、青山市長は市政方針でこのように説明しました。

市立室蘭総合病院の2024年度末の負債は、約85億円にのぼっています。

室蘭市は毎年、一般会計から病院事業会計に多額の繰り出しをしていて、2025年度は26億6900万円になる見込みです。

市立病院は救急医療や脳神経外科などの急性期医療などについて、市内にある製鉄記念室蘭病院に機能を統合し、それ以外の医療サービスは地域の医療機関へ移管するとしています。

現在、市立病院には非常勤を含めて約700人の職員が勤務していますが、今後は職員に対し勤務についての意向調査を行うということです。