大分県豊後高田市の天念寺で23日夜、国の重要無形民俗文化財「修正鬼会」が行われ、多くの参拝者が1年の無病息災を願いました。

国東半島六郷満山に伝わる修正鬼会は、かつて半島内の多くの寺で行われていましたが、現在は天念寺など3か所で継承されています。

伝統の行事は23日昼から始まりました。夜には大松明の奉納や鬼の介添えを務めるカイシャクが、テイレシとともに身を清めたあと、講堂で本格的な儀式が執り行われました。

午後10時半ごろ、赤鬼の「災払鬼」と黒鬼の「荒鬼」が登場。松明を振りながら激しく暴れまわる鬼たちと飛び散る火の粉。堂内は騒然となり、祭りは最高潮を迎えます。

国東半島に春の訪れを告げる修正鬼会。訪れた人々は、新たな1年の平穏と健康を祈っていました。