インサイダー取引をするなどしたとして、「三田証券」の元取締役ら7人が逮捕された事件で、東京地検特捜部はこのうち3人を起訴したうえ、別のインサイダー取引の疑いで再逮捕しました。

この事件は、モーター大手「ニデック」が株式公開買い付けを行うという情報を公表前に知り、インサイダー取引をするなど金融商品取引法違反の疑いで、男7人が東京地検特捜部に逮捕されたものです。

特捜部はきょう、このうち▼「三田証券」の元取締役で投資銀行本部長だった仲本司容疑者(52)や、▼別の会社役員の松木悠宜容疑者(44)ら男3人を起訴したうえで、別のインサイダー取引をした疑いで再逮捕しました。

特捜部によりますと、3人は東証プライム市場に上場する証券会社「東洋証券」の配当金に関する情報を公表前に知り、この会社の株をおよそ5億円で不正に買い付けた疑いがもたれています。

また、松木容疑者は相場操縦をした疑いでも再逮捕されています。

一連の事件では他にも4人逮捕されていますが、特捜部は7人の詳しい関係性や認否を明らかにしていません。