売り手市場と言われる中、就職活動をする大学生はどんなことを重視して就職先を選んでいるのでしょうか。

東北学院大学で学生の就職活動を支援する就職キャリア支援課です。
大学側によりますと、公務員の人気は根強い一方、国家公務員など遠隔地への異動を伴う職種を敬遠する学生もいると言います。

東北学院大学就職キャリア支援部・佐々木克典・次長:
「最近民間でも初任給も上がっているしエリア採用、地域採用をしているので、地元からスタートできるという条件も整っているということで民間を希望する学生は多い」

学生が特に重視するのは「働きやすさやワークライフバランス」と話します。

東北学院大学就職キャリア支援部・佐々木克典・次長:
「以前のように給与だけを見るのではなくて福利厚生や年間休日、会社の雰囲気、将来性などをトータルで見て判断しているのが最近の傾向」

人手不足が深刻化する中、いわゆる売り手市場が続いています。文部科学省の調査では、大学生の就職内定率は震災以降、コロナ禍を除いて概ね右肩上がりで高い水準を維持しており、去年の卒業生では98.0%となっています。

ひとつ内定や内々定が出ても就職活動を続ける学生も多いと言います。
大学3年生:
「インフラ系を中心にいろいろ企業を見ていて公務員も併願して受けようかなと考えている。自分の時間と仕事との時間を区別できるところがいいなと思っている」

大学3年生:
「あす最終面接なので最終確認で(来た)。やりたいことを仕事にできたらいい。業界がちょっと給料が低いところだが休日が満喫できていればいい」

またコロナ禍を経てオンラインを活用した就活も増え、就活の早期化と長期化が顕著だと指摘します。
東北学院大学就職キャリア支援部・佐々木克典・次長:
「3年生の夏休みからインターンシップに行くので、事前の業界研究を経て夏休みと秋冬のインターンシップ、関東の企業だと秋頃には早期選考の誘いがある」

今は、大学3年生の3月1日から企業のエントリーが始まり、6月1日が選考開始、正式な内定は10月1日以降です。ただ実際にはその前から多くの企業で採用活動が始まっていて、政府は2029年春卒業の学生から就活スケジュールを前倒すことを検討しています。














