第2次高市内閣を本格始動させた高市総理は、来年度予算案の年度内成立に意欲を示しました。ただ、与党内に浮上する「審議時間の短縮案」に「国会軽視」などと反発の声があがっています。
高市総理
「『高市内閣2.0』の始動です」
きのう発足した、第2次高市内閣。
衆議院の解散により、過去最大122兆円を超える来年度予算案の審議入りは1か月ほど遅れていますが、高市総理は予算案の「年度内成立」を諦めていないと明言しました。
高市総理
「令和8年度予算と今年度末までに成立が必要な法案の年度内の成立を目指してまいりたい」
当初予算案の衆議院通過には通常20日弱かかるとされ、参議院の審議も考えると、年度内成立は困難とみられています。
そこで、与党内で浮上しているのが、「審議時間の短縮」です。
自民党幹部
「衆議院で44時間の審議時間なら、予算案の年度内成立は可能だ」
しかし、当初予算案は、衆議院では審議時間を70時間から80時間設けることが目安とされていて、少数与党だった去年の審議時間は92時間。2000年以降では、2007年の66時間30分が最短です。
自民党内からは、野党の質問時間は確保したうえで、与党の質問時間を大幅に短縮することで、来年度予算の年度内成立を目指すとの声があがります。
自民党 石井準一 参院幹事長
「年度内成立、高市総理の強い思いであるということは、この間、官邸に呼ばれた時に確認をしてきております。(衆院側に)3月いっぱいで仕上げる場合は、日程感はこういう形になるのではないかというアドバイスはさせていただきました」
一方、野党からは、予算案の審議時間の短縮には「国会軽視だ」などと反発の声があがっています。
チームみらい 安野貴博 党首
「必要な熟議がスキップされてしまうということ、だったら本末転倒だと思いますので、目標は共有しつつ、しっかりとした熟議がされることは担保していきたい」
立憲民主党 斎藤嘉隆 参院国対委員長
「立法府の側の立場としては『国会軽視』という誹りも免れないと思いますから、充実した審議を求めていく、これに尽きるのではないかなと思います」
来年度予算案の審議をどのように進めるのか、国会のあり方そのものが問われる事態となっています。
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