宮崎県日南市は、乳児がいる世帯へ定期的におむつを無償で届ける新たな子育て支援に乗り出すことになりました。
単なる物資の支援にとどまらず、専門職が直接自宅を訪問することで、育児の不安や孤立を防ぐ狙いがあります。
日南市が取り組むのは、「乳児家庭見守り・おむつ宅配事業」です。
対象は、市内に住む生後3か月から12か月までの乳児がいるおよそ200世帯で、事業費として943万円を見込んでいます。
この事業は、保育士や保健師といった専門職の職員が月に一度、対象の自宅を訪問し、直接面談したうえで、およそ4000円相当のおむつ2パックを無償で届けるもので、県内9市では初めての取り組みです。
市は、事業を6月から開始し、経済的な負担を減らすだけでなく、定期的な訪問を通じて育児の不安解消や、適切な支援につなげたいとしています。
(日南市 高橋 透 市長)
「おむつを持っていくことでドアを開けてくれるということもあると思う。子育てに対する不安を払しょくするための親御さんたちへの応援にもなると思うので、出生数につながっていくように祈りを込めて(展開した)」
日南市はこのほか、4月から保育料を完全に無償化することにしていて、これまでに実施している産後ケアや病児保育の利用料無料化などと合わせて、「安心して子育てができるまち」として広くアピールしたい考えです。
これらの事業が盛り込まれた日南市の新年度当初予算案は、今月26日に開会する3月議会に提出されます。
【参考】訪問日程の調整には、無料通信アプリLINEを活用する方針。
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