消防救急車は「一分一秒を争う現場」のために

取り組みの背景にあるのは、消防救急車の逼迫です。クリニックで他の医療機関への入院が必要と判断された患者のうち、酸素投与などが必要な場合は介護タクシーなどでの搬送も難しく、消防救急車に要請せざるを得ないケースが少なくありませんでした。

しかし大村市には救急隊が3隊しかなく、患者の搬送に救急車が出動してしまうと、一分一秒を争う事故や急病に駆けつけられない恐れがありました。

市立大村市民病院・野中和樹病院長
「コロナの頃に救急外来の前に(消防の)救急車が3台並ぶことがよくあった。その瞬間に本当に命を救わないといけない人が発生した時にここに3台あったらすぐ動けないよねって思っていた」














