派閥がない不安…「麻生派に入りたい」新人議員多数

高柳キャスター:
今回は新人議員が多いため取り沙汰されているところもありますが、自民党内の新人教育自体は以前からやっているもので、今回始まったものではありません。

ただ、今回は特に新人教育を巡って自民党側から不安を訴えているということもあるようですね。

TBS報道局政治部 原田真衣 記者:
今、「自民党内には派閥がない」というこれまでと大きく違う点があります。

岸谷蘭丸さん:
ニュースでやっていたというくらいのイメージです。

ただ、自民党の若い人たちからは、派閥がないため、「しっかり教えてくれる部活・ゼミのようなものがない」「誰に聞いたらいいかわかりづらい」といった話を聞いたことがあります。

TBS報道局政治部 原田真衣 記者:
これまで自民党には、▼旧安倍派、▼旧茂木派、▼旧岸田派、▼旧二階派、▼旧森山派、▼麻生派という6つの派閥がありましたが、“政治とカネ”の問題を受けて、麻生派を除く5つの派閥が解散しました。

政治とカネの問題など、派閥が生んだ功罪はありますが、これまで派閥には、新人教育などの重要な役割を果たしてきた面があります。

今も麻生派は、毎週木曜日にお昼の「定例会」を続けています。同じ釜の飯を食べながら、今の国会がどうなっているかという細かい報告がなされていて、新人議員を含む多くの議員にとって、党の方向性や国会運営のあり方全般を把握できる場になっているのです。

現役の麻生派の議員によると、今回は他の派閥がないなかで「麻生派に入りたい」という新人が多数いるということです。

高柳キャスター:
衆院選の公示前、麻生派の人数は鈴木俊一幹事長や河野太郎元デジタル大臣など47人でした。

そこに入会を表明しているのが、最年少の26歳で当選を果たした村木汀衆院議員です。

ほかにも新たに10人ほどが入会予定といわれており、派閥の存在が再び求められる可能性もあるということです。今後、派閥はどうなっていくのでしょうか。