保護司の男性を殺害した罪などに問われている男の2回目の裁判が開かれ、男は自分を支配していたとする「守護神」について語りました。

 起訴状などによりますと、飯塚紘平被告(36)は保護観察中のおととし5月、保護司だった新庄博志さん(60)をナイフと斧で襲い、殺害した罪などに問われています。

 2月17日始まった裁判員裁判で、飯塚被告は「守護神様の声に支配されてやりました」と述べ、弁護側は「責任能力がなかったか心神耗弱状態にあった」などと主張しました。

 18日の被告人質問で飯塚被告は、いじめを受けていた中学2年生のころから「守護神様」の声が聞こえるようになったとした上で、「私の上位の人格で唯一の神」などと述べました。

 また、「知事の殺害を妄想していたが『守護神様』から『保護司だったら現実的にいけるぞ』と言われた。私の心の弱さが命令を受け入れてしまった」などと述べました。