5年前の2021年、東京都立大学の自転車部の新歓イベントで、宮崎市出身の当時18歳の女性が自転車事故のため死亡しました。
この事故を巡り、女性の両親が、大学に対し安全確保義務を怠ったとして2300万円余りの損害賠償を求めて訴えを起こしました。
東京都立大学に訴えを起こしたのは、事故で死亡した宮崎市出身で当時18歳の女性の両親で、18日は宮崎地裁で1回目の口頭弁論が行われました。
訴状によりますと、亡くなった女性は、2021年4月、東京都立大学に入学し、部活動の自転車部が開いた新歓イベントに参加。
イベントで部から貸し出された自転車に乗って走行中、下り坂のカーブを曲がりきれずに転倒し、対向車線の街灯などに衝突して亡くなりました。
口頭弁論のあと開かれた記者会見で、女性の両親は「東京都立大学の自転車部では死亡事故の2年前にも同じ場所で新歓イベントの参加者が自転車事故に遭っていた」としたうえで、過去の教訓が生かされず、大学側が安全確保義務を怠ったと主張しています。
(被害者の母)
「10代の子が亡くなることは本当に悲しいことだと思う。2年前に起こったことが、また同じように娘のときに繰り返されたわけで、対応が変わっていれば、娘の事故にまで至らなかったんじゃないかと、大学に対して、重大事故を防ぐところに関しては、やはり一緒に考えて欲しい」
一方、被告の東京都立大学は、「法的な責任はない」と主張しています。
次回の裁判は、4月8日に開かれます。
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