
川の堰の「魚の通り道」に水が無い⋯
物部川漁協 松浦秀俊 組合長
「その辺まで“水の跡”があるでしょう?白くなっているところは全部、水が流れていた跡なんです。普段はその辺までずっと水があるのが当たり前で、今のようにそのまま“川底”を歩けないんです。だから今のこの水量は“ぎりぎりの状態”です」
堰や石に残された“白い跡”は乾燥した「苔」で、ここが川の底だったことを物語っています。
堰に設けられた魚の通り道「魚道」は、取材前日の2月17日までは「空」の状態だったといいます。取材した18日は勢いよく水が流れているように見えますが、4年前に同じ堰で撮影された映像と比べると、水量が明らかに少なくなっています。
漁協では上流のダムの放水も依頼していて、取材時点では「これでも水量が増えた方だ」と話していましたが、流れる水の量は通常の1割程度です(毎秒1トン)。物部川では他にも、水の流れが途切れてしまいそうな場所が複数見られました。














